定時になると、なぜか足が止まる。仕事は終わってるのに、周りの顔色が気になって帰れない。そういうことが、ずっとあった。
実は自分もHSPだ。診断を受けたわけじゃないけど、調べれば調べるほど「これ自分のことじゃないか」と思うことが増えて、今はもうそういう人間なんだと思って生きている。
で、ずっと「気を使いすぎるのはHSPだから仕方ない」と思っていた。でもある日、ふと引っかかって。試しにChatGPTに聞いてみた。
「帰るって言えないのはHSPだからだよね?」って。
返ってきた答えが、思ったより丁寧だった。↓こんな感じで返ってきた。
なるほど、と思った。同時に、ちょっとしんどくもなった。
「気づく」と「引っ込める」は、別の話
冒頭を整理するとこういうことだ。
帰り際に「あの人まだ残ってるな」「なんか忙しそうだな」ってキャッチするのは、HSPの特性。アンテナが強いから、そういう情報が自然と入ってくる。
でも、そこから「だから自分も帰れない」を選ぶのは、別の話。
ChatGPTはこう言っていた。「相手の空気に気づく」はHSP寄り、「気づいた結果、自分の必要まで引っ込める」はpeople-pleasing寄り(自分を引っ込めるクセ)、と。
気づくのは感受性。でも引っ込めるのは、対人パターン。この2つが自分の中でずっとごちゃまぜになっていた。
そのクセ、いつ覚えたんだろう
自分を引っ込めるクセって、たいていの場合、後天的に身についたものだと思う。
自己主張したら空気が悪くなった経験があるとか。怒らせないように先回りして動いていたら、それが「正解」として定着していったとか。そういう積み重ねで、「引っ込めるほうが安全」というパターンができあがる。
アドラー的な言い方をするなら、「嫌われないために」という目的で、そのクセを今も使い続けている、ともいえる。過去のせいというより、今もそのパターンを選んでいる、という見方。
これを知ったとき、正直ちょっとしんどかった。でも裏を返せば——習慣として身についたなら、変えられる可能性があるってこと。
クセは、ある程度は変えられる
ChatGPTはこうも言っていた。配慮は才能だけど、自己放棄まで行く必要はない。そこは性格の宿命ではなく、練習で少しずつ動かせる領域です、と。
感じる力は、手放さなくていい。むしろそこは強みになる部分だったりする。変えていけるのは、感じたあとの「どう動くか」のほう。
「HSPだから仕方ない」と思っていると、変わる余地を最初から閉じてしまう。HSPであることと、自分を引っ込めるクセを持っていることは、分けて考えていい。
定時に帰れなかった自分も、最初は「これがHSPの自分だから」と思っていた。
今は、あれはクセの話だったんだと思っている。帰り際に顔色をキャッチするのは変わらない。
でも「だから帰れない」じゃなくていい、と気づいてから、少しずつ変わってきた気がする。
HSPだから仕方ない、と思っていたことの一部は、もしかしたらクセの話かもしれない。そう気づいたとき、少しだけ、自分に選択肢が増えた感じがした。
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